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学会便り 2005年 8月29日号

東洋運勢学会報 初秋号 を発行致しました。
主な内容は、
となっております。

今号の学会便りでは、各紙面の内容を簡単に紹介しております。
内容の詳細についてお知りになりたい方は、事務局迄、お問い合わせ下さい。

東洋運勢学会創立30周年を期して
役員会報告と決議事項 東洋運勢学会会長 三須啓仙
栄枯盛衰がこの世のならいなら、離合集散は人の世のならいでしょうか。最近の政界や経済界の動向をみると、離合と集散の姿ほど常ならぬものはないと実感しますが、しかし、人の離合の動きには、それなりのポリシーがなければならないと思うのです。
さて、今年初めての顔合わせとなった4月の役員会は、桜花もまだ盛りのひとときで「花も団子」も共によろしかったのではないでしょうか。定刻の4時に会はスタートしました。
当日は大阪、京都、名古屋など遠い所より主要役員の先生方もお集まりいただき(約30名)、大いに意義ある会合になりました。
始めに本会の報告また決議事項として3つの項目が提示されました。
1,会員、会費の集計など会計面に関する報告
2,出版社(鞄ソ間書店)有名占術家名鑑各記事の編集と締め切り
会員予約購入の価格について
3,例年の如く12月に開催される各派交流の忘年パーティーのあり方、その会費の件
そして、来年の三十周年記念大会の時期、場所についてなど
「皆さんの活発なご意見、要望などお話いただきたく、期待いたします」との掛け声のもと、三須、易、山口、小林、北村、源と順次マイクを持っての登場で質疑応答がにぎやかに行われました。
なおホテル側担当者により12月の交流忘年パーティーは「12月11日(日)、午後4時より銀の間にて」と承諾されました。
意義のある記念大会に 大阪報告 易 八大
東洋運勢学会の三十周年を記念して、平成18年4月、京都で記念大会を行うことが役員会で決定され、京都の小林泰明先生と協力して、意義のある大会にしたいと思っております。振り返りますと、東洋運勢学会の発足大会がグランドパレスで行われ、当時のメンバーは、故田口二州先生、故加藤普品先生、故塚原栄一先生、故柳下尚範先生、故大橋一斗先生、三須啓仙先生と易八大、特別参加として浅野八郎先生でした。私はこの先生との出会いが今日の私であり、私の人生そのもので、良い出会いが私の現在を豊かに、幸せにしていると確信し、日々、この出会いに感謝しております。
私が主宰する日本断易学会も東洋運勢学会のバックアップのおかげで、去る5月29日、大阪国際会議場にて126名の出席のもと「五行易大講座」が催されました。当日、中国・上海より上海易経学会の副会長、白鶴易人先生の風水講義も行われ、日中友好の輪を広げ、盛会の一日でした。
東洋運勢学会においても、各グループの主催者が各グループの隆昌を築き上げて、グループ自体が学術的、人格的にも充実することが東洋運勢学会の発展、隆昌につながることと思います。最後に京都の記念大会の成功をお祈りいたします。
創立三十周年記念大会に寄せて 山口荘令
東洋運勢学会は今年、最も記念すべき節目を迎えます。創立以来今日までを振り返るとき私にとりましては自分の人生の選択肢の重要な部分を東洋運勢学会とともに歩んで来たと申しても過言ではありません。ところで運命学の誕生は人類がこの世に誕生し、よりよい生き方の方法や技術を文明化しながら小さな社会を形成し、その小さな社会の文明、文化の向上に努めた結果が今日の社会文化となり、日々休むことなく文化は発展向上を遂げています。東洋運勢学会の存在が社会に於ける文化の向上発展に寄与し貢献していることは確かです。最近は文化と人類学をひとまとめにした「文化人類学」と申す学問が世界中で脚光を浴びています。ところで文化人類学はどのような学問かと一言で申し上げますれば文化の本質とその構造を明らかにして、文化が人格形成にどのような働きかけをしているのかを明らかにしようとしている学問です。
私は今日まで東洋運勢学会の一員として過ごさせて頂きましたことを感謝致しています。と申しますのは、東洋運勢学会記念講演の内容が海外で注目されたのを契機にして論文を書きましたところ「文化人類学博士号」の称号を拝受致しました。これも偏に東洋運勢学会の一員として在籍していたからこそ拝受できたのであると信じています。どうか会員の皆様方が東洋運勢学会を母体として広い世界へ羽ばたいて下さることを願っています。
創立三十周年記念大会に寄せて 北村光生
来春4月、東洋運勢学会創立三十周年記念大会を京都で開催することになりました。大会運営の重責をお引き受け頂いた、易八大副会長・小林泰明顧問を始め、京都・大阪の会員の皆様に深謝し、篤くお礼申し上げます。
さて創立当初を振り返りますと、当時、運命学会の錚々たる大家であり精鋭が創設メンバーとして集いました。印相姓名学の三須啓仙現会長、四柱推命学の加藤普品師(故)、気学観相学の田口二州師(故)、断易学の易八大現副会長、易学の我が師、柳下尚範師(故)も参加して、学術研究団体としての当会の一歩を踏み出しました。
度重なる編集会議で、薀蓄を傾け、創意工夫を重ね、昭和五52年「十二支運勢宝鑑」を創刊。翌53年には「十二支運勢宝鑑」合本を出版。併せて「九星運勢宝鑑」を創刊し、同年十一月八日(水)午後六時より、東京九段のホテルグランドパレスで「十二支運勢宝鑑」の出版記念パーティを盛大に催し、東洋運勢学会の基礎を固めたのでした。我田引水になりますが『十二支運勢宝鑑』創刊に当たり私も執筆者の一人として推挙され『未』に辛苦したことは今でも鮮明に記憶しまた感謝しております。
それから三十年、幾多の変遷を経ても草創期の信念を脈々と貫き、今日、我が国有数の占術家団体として磐石なる地位を築き上げたことは大変喜ばしいことであります。
また現今、当会の推進役として関西本部代表を務める易八大副会長。中京地区担当の山口莊令副会長(加藤普品師後継)、事務局長を兼任し、纏め役として会の一切を取り仕切る源真里副会長の懸命なるご尽力にも深く感謝申し上げ、来年の京都大会開催にあたっては祇龍易学研究会も微弱ながらもお役に立ちたいと願うところであります。
末筆になりますが、先師先覚の霊を弔い、三須啓仙会長のご長寿を祈願し、併せて会員諸先生のご発展をお祈りする次第です。
創立三十周年記念大会に寄せて 小林泰明
平成17年も秋風を感じる今日今頃、皆様には占いに家事に御祥栄のことと御推察申し上げます。
私は京都・泰心会を組織して、古都京都で30年以上占い活動をして占いのイベントに勉強にと、日々多忙な毎日を古希も過ぎた年齢も顧みず頑張っております。
特に今年は私が所属しております京都易道でこれから2年間理事長職を引き受けることになったり、4月24日には大阪厚生年金会館で他の占い団体で記念講演会「実占・四柱推命の学び方」という命題で私の過去40年間の実占活動で得たお話をさせていただき大好評をいただきました。
先般、今年春の役員会で決定した東洋運勢学会三十周年記念式典を私と易八大先生で細部にわたり担当することになりました。会場は桜満開の東山・都ホテルで前回二十五周年と同じ会場です。
私は京都で生まれ、京都で育ち、京都で占い業務をやっております。特に京都の春は華やかで素晴らしいです。
日本を代表する大きな占い団体の近況もいろいろ変動し、改革が行なわれているようでございます。東洋運勢学会は変革の過渡期は過ぎ、三十周年を期に飛躍発展の年となる予感が致します。関東地区も関西地区も中部地区もますます交流を深め、業界の発展に寄与できるよう範を示すべく努力していきたいと思っております。皆様のお力を貸して下さい。
日本占術協会の懇親会で三須会長が挨拶
本年6月12日、日本占術協会からの御招待を受け、三須会長以下、山口・源副会長、北村顧問、林相談役、松橋理事、吉野・朝比奈参与の計8名が日本占術協会の総会後の懇親会に出席しました。昨年暮れ、当会の交流会に出席され、愉快そうに出席者と懇談されていた浅野会長が、突然ご病気で入院されたとの報を受けたのが年末、三須会長以下みなで大変に心配をしておりましたが、6ヵ月たって、お元気な浅野会長にお会いすることができ、本当にホッとしました。当日の三須会長のご挨拶にはそんな気持ちが滲んでいました。会長の挨拶の要旨をご紹介いたします。
「三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知るで、五十になったときに、まさにこの道が天命であると自覚し、そろそろ俺もここらで何かせにゃあならんと考えているところに出版社を立ち上げたばかりの加納勲氏から暦本を出版したいという相談をもちかけられ、それでは…ということで東洋運勢学会創設の運びとなり、あの時は浅野先生も参加されていました。それから三十年の年月がたとうとしているわけで、お互い年もとるわけです。昨年暮れに浅野先生が倒れたというニュースを聞いたときは本当に驚きました。このまま浅野先生にどうにかなられた日にゃ次は俺かとばかりに心底ゾッとしましたネ。浅野先生にしても私にしても選挙で選ばれたという訳ではなく、自分で会を創設し、そのまま代表者として、自然にそうなって、今日に至り、三十年の時が過ぎたわけです。
人を大勢寄せた会を率いていくには、学術、人格、見識、そして、そこにはカリスマ性が無ければならぬ。まさに余人をもっては変えられぬ存在というわけで、本当に心配したわけです。まあ、お互いに若くはないのだから、身体には十分気をつけないといけません。任せられるところは人に任せたとしても、その存在だけは掛け替えがないのですから、ほんとうに注意してくださいヨと、同志としては心よりお願いしたい…。」
他人事ではなく、三須会長ご自身もどうぞ、ご自愛くださいますように。
記・源 真里
■opinion〜我ら斯く思う〜
占い雑感 朝比奈 篁
占いブームの昨今は当てるのが目的の風潮ですが、実占鑑定ではTVなどで報じられるような視聴者目当ての尻切れトンボのお話作りで終えるわけにはいきません。
実占鑑定を行う上で一番大事な事は「問占者の話を良く聞くこと。ポイントを掴む。筮前の審事」と教えられます。目の前に座る問占者は、われわれ実占家の一言一句に敏感に反応し、何をどのようにすべきかを判断しようと必死です。鑑定者の言いたいことが、使う言葉の違いから、問占者には別な受け取り方となることもあります。
鑑定結果を決まった定義で「これが鑑定です」と伝えるのも一つといえますが、問占者不在の鑑定者の自己満足に終わる可能性は否定できません。しかし、もし筮前の審事により何が伝えられるべきかが浮かび上がってきていれば、得掛による易神のお告げを伝える言葉は千変万化します。問占者との阿吽の呼吸もピッタリとれ、適切な占断結果を伝えることが出来ます。これで得掛は生きた形で役にたつこととなります。
常に真剣に問占者と対峙するのですから、自分自身が精神的に、そして同時に体調も万全であるべきです。それらが整わないと、大事なことを筮前の審事で聞いていながら見落としたり、問占者の疑問に適切なる応対ができなかったりなど、実占家としての実力も発揮できないこととなります。
鑑定は問占者のためにあるのだということを自戒の念も含めて再認識し、問占者のための鑑定となるように日々の精進を今後も続けていきたいと考えています。
雑感 赤部聖晃
私は大阪難波の高島屋界隈で実占鑑定をしています。場所柄、多種多様な御客様が来られます。運命学と易神様の御力にすがり、立筮立卦して、御客様に具体的な話と予測出来る限りの助言をします。悩みには必ず相応の原因が有り、過去の反省と未来を見据え、今、現在の心の持ち方・考え方を話し合い、自分の力で答えを見出させるようなお手伝いをさせて頂いていると思っております。暗い宿命論に立ち向かって、煩悩にも勝つ強い心を持つように勇気づける事が出来ればと。私自身も自分の心と日々と戦っています。
また悪い事は悪い、良い事は良いと言葉を選んで伝えなければいけません。物事には因縁と因果が必ずあります。そして結果が現れ、本能や煩悩を持つ人間は様々な事で苦労が絶えないものです。そんな人との出会いを通じて教わることも多く、自分の中の強い信念が揺らぎそうになることもあります。また、ある時は自分が闇夜のともし火であるように感じられます。
私たちは生死一如であります。私は物事の心理と無知に由来する不安を除去し、自信を取り戻すような助言や、勇気を出して難局への打開策を提案できるような実占鑑定者に少しでも近づけるよう努力したいと思っています。
苦労も多く理解に苦しむことも多々ありますが、生きがいのある人生にしたいものです。易八大先生に出会えた事への感謝の気持ちを抱き、凡人である私が手に入れた易学に一生をかけ邁進し、心の善行を積みたいと思います。 合掌
「占い」と「信仰」 石原明順
「占い」と「信仰」私にとってはどちらもライフワークです。行者の家系という環境の中で育った私が、易占を学ぶきっかけは信仰にあり、信仰なくして学ぶことはなかったと思われます。
昭和六十年四月、岳易館柳下尚範易学教室の門下生として周易を学び始めましたが、周囲から占いと信仰の両立の難しさをよく問われたものです。世間で霊感商法なるものが問題視されていた事もあり、入門時に柳下先生から「信仰は一切お教室には持ち込まない事!」と言われたのを未だにはっきりと記憶しています。何をどうしたものか、漠然とした中でのお勉強でしたが、一環して「信仰という土台があり占いの勉強は修行の一つ」という考えを持っていました。
そんな私が柳下先生から一番ご薫陶を受けた事は「正しく学び、正しく使う」だと思っています。五年程前より醐山伝法学院にて修行僧達に一般教養として、暦の見方を中心に占いの種類と使用法、陰陽五行説などの講義をさせて頂く機会を得ました。そこで改めて「正しく学び、正しく使う」が信仰の教義にも通じることを再認識し、私の中で占いと信仰が一つになるのを確信したような気がしました。
現在、本山での講義をきっかけに、数名の若い僧侶たちに請われ、周易を教えるに至っております。易経の素晴らしさに一喜一憂する僧侶たちと接しながら、改めて師である柳下尚範先生の偉大さを痛感させられている次第です。
運命学と私 高橋秀齊
運命学との出会いは、実は「否定」に端を発したものである。幼少期より虚弱であった私に、成人以前、両親が方位転居を命じたことがある。両親が師事していた氣學宗家 園田先生の教えに従い、年・月・日の吉方位へ一人で転居させられた。忘れもしない、年の瀬も間近に迫った十二月半ばのことであった。転居から二ヶ月余りは自宅への訪問も許されず、その年は寂しい孤独な年越しであった。
「何故」との問いに「氣學」との返事。そこから「否定」するためには「氣學」を知らなければとの思いで、真氣學の先代統裁 山本光養師の門を敲いた。それを契機として、東洋運勢学会会長 三須啓仙師、三須竹詞師、哲眼子 高澤曙宏師等々の先哲との出会いの縁を得て、数多の深奥なる「運命學の哲理」に導かれ、現在に至っている。
学べば学ぶほど、その哲理の深さに思いを致し、浅学非才を悲しみながら、現在は鑑定よりも講習に専心している。自分が「否定」したい一心から端を発した「運命學」の深奥なる絶対的心理を、少しでも多くの人たちに知ってもらいたいとの気持ちから、こうしたスタンスを守っている。
現在、多くの講習生達に伝えている根本は、「学んで真実を知ろうとするなら、まず行動すべきである。」と言うことである。「氣學」の根本は動くことである。「吉凶悔吝は動より生ず」との教えを実践するところからはじまると。私の、両親によって「動かされた」経験から得た、多くの素晴らしい体験を、まず実践して欲しい、共有してほしいとの願いから、今後も講習に邁進していきたいと考えている。
私ならこうする ―不運・不幸を感じたとき 後藤昂怜
私は時々考えることがあります。易を勉強し、そして仕事にしていなければどんな生活を送っていただろうか?
母の知人が柳下尚範先生のお教室に通っているご縁から、珍しい、面白そうという興味本位だけで紹介していただき門を叩きました。初めて先生とお会いして申込用紙に記入していると、(将来実占家として仕事をしますか?)という項目がありました。易については何も知らないですし、また、自分が占いを仕事にするなどとは考えたこともなかったので空欄にして出すと、「こちらは一生懸命教えるのだから、いい加減に聞いては困る」との先生の一言で○印を付けました。この○印を付けた時を、私が易の世界に入った第一歩だと思っています。入室当初、チンプンカンプンという言葉はこういうときに使うものだ、などと同期の人と話した覚えがあります。
そのような中で、暦の名鑑に名前を掲載させていただくことになり、先生に命名をお願いして付けていただいた名前が「昂怜」です。昂の字は日上りて明なること、故に日と (アオグ)を合わす。そして得卦は雷天大壮四です。それを見て驚きました。先生はわたしの一番の弱点をフォローする名前を付けてくださったのです。引っ込み思案なわたしに、易の世界では「中庸の精神を忘れずに前進せよ。空に飛び立てよ。」
これをきっかけにして自分自身を変えるよう、自分に暗示をかけたものでした。ただ、未だに目標は遠い所にあります。自分が変わるよう努力をすれば、少しずつでも自分は変われる。これは私が体験したことです。と言いながら、時にはマイナス思考になることもあります。そのような時「前進する」「空に飛び立つ」という目標を思い出して、前向きな考え方をするよう心掛けています。また、力強い友人、オーラの強く出ている友人から活力を分けてもらうこともあります。話をしているうちに元気が出てくるのは不思議なことです。
先日、大先輩からお話を伺いました。「占いは旅行のガイドブック」。私はこの言葉がとても好きです。知らない土地で迷ったときにガイドブックを開いて自分の行きたい所を探す。そこには役に立つ資料も載っています。ただ、その行き場所を決めるのはあくまでも自分ですから、現在の状況を把握する力は必要です。
世の中占いブームです。テレビでは占い依存症の人が増えていると放映していました。こういう人にはガイドブックを開き放しにしているために解決法が見つからないのでしょうか?
この先、健康問題、家庭問題など自分の力だけではどうにもならずに諦めなければいけないことも多数出てくると思います。そのような時は片手にガイドブックを持ち、もう片方の手にはプラス思考の精神を持つようにして、これからの人生を有意義に送りたいと思っています。
命学活用法吉野隆象
私は、気学の研究者として、運命学とは「人が母胎より大気の世界に生み出されてから、死に至るまでの一生涯を幸福に、生き甲斐のある人生を指導する学問である」と信じています。
人間は大気中の一分子で、言うならば大気の子であり、常に大気に左右され、人生の幸も不幸も、大気の動きに従って起こる一つの現象なのです。
もし人間が大気の動きを知る能力があったならば、その不幸を避け、幸福を十分に受け入れる事が出来ないはずはありません。
人間が活動していくところには必ず因縁を作り、原因を自ら作っておきながら、その締めくくりである結果の現れる時期すら予断する方法も知らずに、ただ五里霧中にさまよい歩く、これは大気の業ではないでしょうか。
もし吉凶の時期が予測できるなら、幸運を十二分に握り、凶災はこれを未然に防ぐことが出来ます。
つまり我々の住んでいる自然や、人間が構成している社会を動かしているのは、九種類の大気のなせる業であります。この大気を一つ一つ解明し、どの大気の年にはどんな事が起き、どの大気の年にはどういった事象が起きそうだと言うことが、事前に予測出来るのが運命学なのです。
私たちは、この運命学の学術をもって、人々の幸福な人生に少しでも寄与し、貢献できるように寸暇を惜しんで自己の能力を研鑽しなければなりません。
そして、この有益なる学術の効用を世間に伝えていく責務を担っているとの自覚を新たにしなければならないでしょう。
占術と私 永富太環
占術の世界に御縁を得て早二十一年、私の年齢も昨年を以って還暦を迎えました。
スタート当時は若輩故に、只遮二無二走ってまいりましたが、年輪を重ねれば重ねるほどに、その責任の重さを感じる今日この頃です。
私は、奈良県のほぼ中央に位置する田原本町薬王寺という所に住まいをしていますが、薬王寺は薬園寺が転じた地名で、その昔は薬園があり、正式職員とした呪い師らがいた場所であったそうです。古代人は肉体の病気は心の問題であると認識していたようです。
毎日流れるニュースは愕然とする事ばかりで、日本という国ではかってないほどに人々の心は病み、悲鳴を上げております。日本の社会は大きく移り変わり、多様化して、情報や物質が氾濫しているが故にかえって人間性が失われていく昨今、我々占術家の役割は更に大きいものと私は確信します。
しかし残念な事に、占いブームに便乗して粗悪な鑑定家は増え続ける一方で、心無い鑑定士の無謀な占断によって著しく業界の信用を失墜することも多々あり、憂慮されるべき問題と考えます。
私共が今日ここまでこられる事が出来たのは、ひとえに聖徳会主催者三須啓仙先生とのご縁を頂き、いつも親身になってご指導ご助言をいただきました賜物です。
それが何物にも代えがたい支えになり、挫折しかかった折りには力強い勇気と気力を与えてくれました。
現在、我が社・東洋聖運は十八名の組織で運営しております。
四柱推命、気学、姓名判断等が主な占法ですが、特に開運学として三須啓仙先生のご指導の下、吉祥印相をお勧めしています。
私は、私共東洋聖運代表者の責務として三須啓仙先生が説いておられる学説を、正しく社員鑑定士に伝え、鑑定の技術、能力の向上を計ることに全神経を注いでいるつもりですが、統制を取っていくには難儀な事も多いのが現実でございます。
私ども東洋聖運の今後の課題として、リーダーシップの取れる人材の育成、更に、高いハードルではありますが、心技体すべてのバランスが取れた能力を磨き、それぞれの個性に応じた鑑定士の育成を目指す事が急務です。また、占術の研究はもとより異業種の人との交流や異種の書物に触れることも大切と考えます。
そして占い鑑定に対しては占術学という根幹に、経験や知識だけでなく、心の通う枝葉を広げ、鳥たちが安心して羽を休めにやってくる大樹のごとく、多くの疲れ、傷ついた求占者たちの心の居場所をつくっていきたいと私は考えています。
如是我聞 北出佳山
如是我聞。一時佛。毎朝 経ませていただいている言葉です。
或る日、無類の占い好きの姑が、「知合いの家で推命の先生が来られ初級教室が始まるので私の代わりに勉強して貰えない?」。 占いは、辛い同居結婚を余儀なくされた義母にとって心の支えだったのでしょう。
これが、占いとは無縁で知識のない私の運命学との出合いでした。ところが周りは経験深い方々ばかりで初心者向けとは名ばかり。しかし、奥深くて最初のうちは難しかった勉強も、好奇心が湧いて楽しくなってきました。先生の教えは心あるものでした。
一、人の生まれは四季であり人生である。冬の生まれは暖をとり、夏に生まれれば涼を要す・・・等々。命は常に中庸を得ることが大切。
二、人は心に迷い暗運の時に看定に訪れる。迷運にも明るく一筋の希望、道しるべを与えて帰ってもらう。
三、日々の勉強の中に導くことの大切さがある。相手の心を見つめ、原点を見つめて鑑定をせねばならぬ。
当たり前のことでしょうが、運命学の意気だと信じています。
いつまでもこれらの教えを実践すると共に、精進し続けていきたいと思っております。
成就如是。功徳荘厳
原稿をお寄せください
占術家として、東洋運勢学会の会員として、自分はどのようで在りたいか、また、会員は如何にあるべきか。一般の人々に伝えたい事など、熱き思い、忌憚無きご意見をお寄せいただきたいと思います。
下記の中からテーマを選んで様々な思い、お考えをお聞かせ下さい。お寄せいただいた原稿は紙面の許す限り掲載いたします。
1、運命学考
2、如是我聞(私が師から学んだこと)
3、 私ならこうする(不運、不幸を感じたとき)
4、 私が占術家として努力したいこと
5、運命学(占い)活用法
6、『占い』をとりまく世情に一言
7、『占い』に求められること
8、『占い』を学ぶ人に
9、『占術家』の在るべき姿
10、その他,(『占い雑感』『運命学と私』など)
原稿は600字程度。所属とお名前を明記して本部宛お送り下さい。締め切りは特にありませんが、次号の締め切りは11月末日です。
皆様の投稿を楽しみにお待ちしています。
■お知らせ
東洋運勢学会 会員交流会
日時:十二月十一日(日) 午後四時より
【ゲスト及び各門代表のご挨拶】
ゲストの方々と各門代表にご挨拶をいただきます。
【懇親会】
お料理を楽しみながら、大いに歓談して交流
を深めるも良し……。
【ハズレ無し・プレゼント交換抽選会】
参加者は予算二、〇〇〇円でプレゼントをご持参下さい。
プレゼントには、簡単な自己紹介と、自分が
その品物を選んだ「理由」を必ず一筆添えて下さい。
■場所/キャピトル東急ホテル B2銀の間
■会費/八、〇〇〇円(前納)
■定員/七十名(先着順受付・定員になり次第締め切ります)
■受付開始/十月一日
*参加希望者は、左記の郵便振替口座に会費をお振込み下さい。お振込みの際は、振替用紙の摘要欄に『交流会会費』と明記し、お名前、ご住所、電話番号を忘れずに記入して下さい。
会費の納入を確認できた人から順に、受付証(ハガキ)をお送りします。当日は必ず会員記章を身に付け、受付証をご持参下さい。
【郵便振替口座】
東洋運勢学会事務局
00170―6―188276
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★会員特別ご優待
『九星幸運暦』は予約注文受付中です。
予約注文は、暦代金と送料が前納になります。
申込期日までに手続きを完了された会員に対しては、
予約特別優待価格が適用されます。
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「平成十八年版 十二支運勢宝鑑」
定価四三〇円+税
九月上旬
全国有名書店にて発売開始
●教室・講習会
毎月第二土曜日、、午後二時より、十全ビルにおいて気学・気学傾斜法研究会を行っております。参加ご希望の会員は、本部宛お申し込みください。
参加費 五、〇〇〇円
◆事務局便り
◎ホームページの有名占術家名鑑について
ホームページ上の有名占術家名鑑に詳細ページを有料にて製作・掲載いたします。詳細は事務局にお問い合わせください。
また、有名占術家名鑑に既掲載されている方で、住所、郵便番号、電話番号等が変更になった方は、事務局までお知らせください。
以上

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