一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第5回 家相

伊賀弘

5月6日 立夏

 私達は、太陽を中心とした地球上の一隅で、大自然の厳しい環境の支配を受けて生活しています。大切な二度とない人生を、天地の摂理に逆らう事なく、素直に生きて行く事が、心身と健康共に恵まれ、繁栄の道に繋がります。将来に向かって生活をする私達は、大事に当たるに際して、金と方法と時期の三拍子を揃えて進まなければなりません。時期とは、その人の運勢面での強弱や、その人に利益となる吉方位活用の時などで、良い時期に将来に向かって善因の種蒔をしますと、その後には大きな善果となって実ってきます。家相に於ても、新築や増改築をする場合に、時期や方位を無視して工事を進めてはいけません。良い家相とは、大自然の法則に基づき、開運に向く様に考えた家屋が最良の吉家相となります。

 それには、自分の持家や借家であっても関係なく、居住する人がそれなりの家相の影響を受けるもので、近代的な高層マンションでさえも、不自然な間取りですと、それなりの影響が出てきます。

 身体健康を護るために、全部が吉家相とならない迄も、多くの吉相を備えた家屋で、幸せな生活をして下さい。